花粉症注射とは?

病院の多くが採用している花粉症注射は3種類と言われています。その3種類とは「減感作療法」と「ヒスタグロビン注射」そして「副腎皮質ホルモン注射」です。では、これらがどの様な治療法なのかを紹介しましょう。まず「減感作療法」と言われる花粉症注射です。花粉症の原因は、アレルゲンに対する過敏反応です。細菌やウイルスという、体に悪影響を及ぼすアレルゲンを体内から排除しようとする反応が、「アレルギー反応」なのですが、この反応が過敏になりすぎて、花粉にも反応してしまい、くしゃみや鼻づまりが出てしまうのです。「減感作療法」は、注射によって意図的にアレルゲンは体内に入れ、少しずつ増やしていくことで、アレルゲンに対する過敏な反応を抑えていく方法です。この花粉症注射は、数回に分けて病院で施術を受ける必要がありますが、治療がうまくいくと、薬やサプリメントが不要になったり、症状を大幅に軽減することが可能です。次に「ヒスタグロビン注射」と言われる花粉症注射です。これはアレルギーから身を守る「ヒスタミン抗体」を体内に入れ免疫を作るというものです。ちなみにこの花粉症注射は他人の「血液」から作られています。しかしウイルス感染されない様に、厳重な検査が行われている様です。最後に「副腎皮質ホルモン注射」です。これが巷で「一発で治療できる花粉症注射」と言われているもので、一本打つと数週間は花粉症の症状が出ないといわれています。しかし、この注射には「持続性ステロイド」が含まれているため、副作用の心配があります。

花粉症注射のステロイドは危険?

花粉症注射で副作用があると言われているものは、ステロイドを使用している「副腎皮質ホルモン」による花粉症注射でしょう。この注射を一回打つだけでシーズンを通して花粉症が改善されるとして、世間で認知されている様ですが、その理由は「持続性のステロイド」が使用されているからです。このステロイドの効果が体内で持続する限り、花粉症の症状が出ないという仕組みです。ちなみに、ステロイドには副作用があると言われています。糖尿病、骨粗鬆症、高血圧、眼障害などの副作用が有名です。つまり、もし「副腎皮質ホルモン」の花粉症注射に含まれているステロイドによって、万が一、副作用が現れても、持続性ステロイドのために「持続性」がなくなるまでは、対策のしようがない、お手上げ状態になってしまう危険性があります。つまり「副腎皮質ホルモン」による花粉症注射は、たいへん危険なのです。ちなみに、この花粉症注射は耳鼻咽喉科では、ほとんど行っておらず、保険も適用されません。病院によっては多額の費用がかかるケースがあるので十分に検討する必要があります。

副作用のない花粉症注射とは?

花粉症注射で副作用がなく安全なものは、やはり「減感作療法」でしょう。前述した様にこの「減感作療法」とは、体内に悪影響を及ぼさないアレルゲンに対しても反応をしてしまう、過敏なアレルギー体質を抑える治療法です。そのため、注射により週1、2回程度アレルゲンを投与していき、少しずつ量を増やしていく免疫療法です。この花粉症注射の受け方として最も有効なのは花粉シーズンが終わった夏の時期に開始することです。すると翌年の花粉シーズには、花粉症注射や薬、サプリメントなどの対策をしなくても全く症状が出なかったり、症状が軽減されることがあります。ちなみに「減感作療法」による花粉症注射は、花粉症で悩む方の6割から8割程度に効くという報告があります。病院でもこの治療法が最も多く行われており、持続性のあるステロイドを使用していないため、万が一、副作用などの症状が現れても、すぐに対策することが可能です。ちなみにこの花粉症注射は子供でも受けることが可能です。妊娠中や授乳中は控えた方が良いでしょう。

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